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阿知賀編総括(仮)

もう直ぐ阿知賀編が終わりを迎えます。
その前に一度阿知賀編とは何だったのか、総括してみたいと思います。
今現在のモノなので、完結後に意見が変わっているかもしれませんが、今の意見を。

まず私が咲‐Saki‐と云う作品を知ったのは1期のアニメです。
その後漫画を読み、阿知賀編、阿知賀編アニメとなります。

始めに阿知賀編はアニメ化を前提に作られている。
最初に商業化有りきという作品です。
掲載誌は少年誌、本編のアニメ化の成功はあれど、麻雀に対する世間のイメージは必ずしも良いとは言えません。
咲‐Saki‐以前の麻雀アニメ、「アカギ」「哲也」「哭きの竜」他等も決して子供向けのイメージとは言えず、ゴールデンでの放送など無理です。




キャラクーターに対して一部で本編の立先生の方が良い等の意見がありますが、これは掲載誌が少年誌であり、アニメ化が前提だから、丸みを帯びた柔らかめのタッチのあぐり先生が選ばれたのでしょう。(それだけが理由の全てでは無いでしょうが)
アニメには監督がいて、監督のセンスで作られる訳ですが、それが全てではありません。
自身の所属する制作会社の上層部、スポンサーを納得させる物を作らなければいけないと言う制約があります。

基本アニメ制作会社の上層部は(特に古い所)、アニメは子供のモノ、エンターティナー・・・万人に受け入れなければならないと思っています。
私から言わせて貰えば、そんな考えはナンセンス、30年も40年以上も昔の考え方であると。
高度経済成長時代の「日本総中流化計画」、「三種の神器」が持て囃されていた頃、皆が欲しいモノが同じだった頃の話であり、現在の状況とはまったくと言って良い程違う。

今は多様化、多趣味の時代である。殆どの人が欲しがるものなど、安心、安全、平和に金と携帯電話位であろう。(真面な政府と真面目な官僚も欲しいが・・・無理、贅沢の極み)
万人に受けるなんて無理、寝言、夢物語のレベルであるのだが、制作会社の上層部は建前上(本音で言う人間もいる)、万人に受けるモノを求める。
まず此処が本編と大きく違う所、阿知賀編の対象年齢である。
阿知賀編の対象者は、まず子供(小中学生)だという事だ。

ここで先ず問題が生じる。子供向けにするという事は、麻雀が描けない、詳しく描けない、ルール説明なども最低限、ほぼ不可という制約。
麻雀漫画で闘牌以外で魅せなければならない。能力に傾倒せざる得なくなる。
能力麻雀、闘牌シーンの演出過多で乗り切るしかない。

少年漫画としては、これで全然OKであろう。しかし本編は青年誌である。
2つの間にある齟齬が顕著になっていく。
しかも阿知賀編は大成功、この顧客を逃したくないと考えるのは至極当然。
本編が阿知賀編に合わせる事態に・・・本末転倒なのであるが、阿知賀の客(子供)を引っ張るには、そうせざる得ない。
麻雀の地上波放送はやはり難しいと言う事だろう。

漫画家としても出版社の意向には面と向かって反対も出来ないであろうし、また立先生はファンタジー好き、能力麻雀を描くのも吝かではないのかもしれない。(遅筆で文句も言えない可能性もあり。仕事も欲しいだろうしね)
阿知賀編は単体として楽しむ分には面白いと思うし、私は好きである。

①阿知賀の麻雀に合わせざる得なくなる本編・・・この部分が阿知賀編最大のミス、本編に悪影響を与えた。(立先生などには想定外だったかもしれないが)
②麻雀漫画の可能性を示した・・・阿知賀編最大の功績と言える。
③咲‐Saki‐世界の魅力を拡げた・・・咲日和を生むなど、更なる飛躍をもたらした。
この3つが大きい功罪であろう。

阿知賀編の影響が本編を面白くしているかどうかは、意見の分かれる所であろう。
青年誌の麻雀漫画として読み出した読者諸兄には不満を持つ方も居るのではなかろうか。
難しい所であろう。
しかもそれを修正できない状態での全国編のアニメ化である。

立先生にスケジュール的にも無理をさせ過ぎている。
闘牌シーンなど益々考える暇がなくなるであろう。
アニメのスタッフも昔よりは良くなっているが、基本色々知らない場合が多い。
昔のスポーツアニメなどでもポジションが可笑しかったり、道具の持ち方がおかしかったりと、ルールも知らないで作っているのがバレバレであった。

阿知賀編は商業的には成功した。アニメ、漫画共に成功、申し分なし。
キャラの魅せ方も十二分に合格点だと思う。
しかし能力麻雀に傾倒せざる得なかったが為に、2回戦では千里山に、準決勝でも他校に見せ場を多く取られてしまった。
契約上仕方がなかったとはいえ、アニメスタッフの目算の甘さ、阿知賀のメンバーの魅力がかなりスポイトされてしまった。1クールでは無理があった。

阿知賀編も良かったが、本編初期の麻雀漫画としての面白さを詰め込んだ「咲‐Saki‐」も描いて欲しい。
可能なら、本編合流後は、また違った角度から描き直して欲しいとも思う。
白糸台、阿知賀共に能力麻雀の煽りを完全に受けてしまっている。
本編では本格ガールズ麻雀物語に軌道修正して欲しい。

やはり、本編には本編の阿知賀には阿知賀の魅力がある。
そこん所を大切に描いて欲しいと切に願う。
また、可能なら阿知賀以外のスピンオフ作品もやって欲しいと思う。

結論・・・阿知賀単体なら面白い。本編も単体なら文句なく面白い。合わせたら未知数。
どの部分を評価するかに掛かってくる。
私はこれから本編が辿る方向性がどちらに転んでも良いと思うが、中途半端になるのはやめて欲しい。
これからも「咲‐Saki‐」の魅力を十二分に発揮した作品に期待します。



こんなアニメもありました。私の知る限り最初の地上波放送の麻雀アニメだと思います。
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テーマ : 咲-Saki-
ジャンル : アニメ・コミック

新年挨拶

謹賀新年明けましておめでとうございます

昨年は「咲-Saki-阿知賀編」のアニメ放送「咲日和」の単行本化「咲-Saki-全国編」アニメ化決定等色々ありました。
私自身もブログを始めたり、PCが壊れたり(早く直したい)しました。

今年も昨年に負けないくらいの「咲な年」になりそうで楽しみにしています。
今現在、AB両サイドともに準決勝。
阿知賀編はまさにクライマックス突入。
本編も謎の初出場校「有珠山」の登場で盛り上がっています。

「咲-Saki-全国編」も色々心配はありますが、夏か秋にはスタートしそうですし非常に楽しみです。
また当ブログでも応援しているブロガー参加企画「書け麻(仮)」も徐々にですが形になって来た様でそれも楽しみです。
私は観戦しか致しませんが、興味ある方はブログ開設して参加などしてみては如何でしょうか?
お題も良くて、色々いつもと違う角度の記事が書けますよ。

それでは本年も昨年同様宜しくお願いします。
プロフィール

Author:かなで
PCの状態が益々悪く、長時間の起動が厳しくなりました。現状18日位までは記事を用意しているのですが、その後はどうなるか不明。コメント等の返事も返す率が激減します。
大変申し訳ありません。(1/12)

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